診療内容のご案内
当院では外来一次診療を中心に内科、外科、皮膚科、循環器科、みみ(耳)科、眼科、各種外科手術(異物摂取による胃切開、腸管吻合、前十字靭帯整復、会陰ヘルニア整復、チェリーアイ整復、避妊·去勢、内科的な抗がん治療と並行した腫瘍摘出ほか)、各種ワクチン、ドッグドック& キャットドックを行っております。
またペットホテルを併設しております。
どうぞお気軽にご相談ください。
ドッグドック & キャットドック
当院では上記の血液検査に加え、レントゲン検査、超音波検査、心電図検査、血圧検査を行い、総合的に検査結果を評価するドックドックとキャットドックを行っております。総合的に行うことにより、目的以外の未病が見つかったりします。
検査費用は事前に検査項目の組み合わせをご相談した上で、お見積もりを出させて頂きます。
ご不明な点はLINE公式アカウントまたはお電話でお問い合わせください 。
ドッグドック
&
キャットドック
定期的な健康診断の延長として
フィラリア検査と同時に
お誕生日検診として
対象
何才でも対象です。また中高年に差しかかる5才以上は1年に1回、10才(大型犬は8才)を超えたら年に2回のドックをお勧めします。
麻酔下での手術、処置、またCT、MRI検査などの事前検査として
慢性的な病気の治療評価として
心不全;僧帽弁閉鎖不全症、心筋症など
肝臓、腎疾患の定期的な評価として
腫瘍疾患での早期発見または再発の有無の評価として
セカンドオピニオンとして
ペットホテル
ここ1年以内に混合ワクチン(イヌ・ネコ)とフィラリア検査および予防(イヌ)を、当院で受けている方(ペットホテル会員)を対象に、特典価格を設定させて頂いています。
ご不明な点はスタッフまでお尋ね下さい。
ペットホテル料金表
ペットホテル会員料金(税込)
通常料金(税込)
*スペシャル(スペシャルルーム)は通常の猫舎ケージの倍になり、2部屋を行き来出来ます。ま
た1日4頭までですので、予約の先着順で決めさせて頂きます。
注意事項
①
ペットホテルでお預かり出来るのは健康な犬、猫のみです。予約制ですので事前にご連絡下さい。
当院にカルテが無い方は事前に健康診断、ワクチン接種等の確認をさせて頂き、カルテを作成してからペットホテルのご予約をお受けします。
②
他院で重篤な病気の診断をされているまたは重篤な病気治療中の場合は、改めて当院で検査をさせて頂くか、お預かりをご遠慮頂く事があります。
③
お預かりする1週間前までに、規定の混合ワクチン接種をして頂くこと。
また毎年3月から10月末前後まで、規定のノミ・ダニの予防薬※の投薬をお願いしています。
※ノミ・ダニ予防薬はフロントラインプラス、ネクスガード、ネクスガードスペクトラ等、動物用医薬品であること。
④
毎週木曜日のお預かり、お返しはしておりません。
木曜日をまたいでのお預かりは出来ますので、ご相談下さい。
⑤
年末年始(12月30日から1月3日)期間のお預かり、お返しはしておりませんのでご遠慮下さい。
⑥
ペットホテルのお預かり、お返しは、ようが動物病院の診療時間内になります。診療時間の変更、特別休診日が予定されることもありますので、事前にホームページをご確認下さい。
⑦
しつけが出来ていない、攻撃的、極端に怖がりの犬・猫はお預かりをご遠慮頂く事があります。
⑧
ペットホテル中に明らかに体調がおかしい場合は、飼主の方に連絡が付かなくても、こちらの判断で検査・治療をさせて頂く事があります。
⑨
ペットホテルご利用前日にLINEまたはお電話でご利用日程確認の連絡をさせて頂きます。
またキャンセル料は前日の診療時間内まで(金曜日からご利用の場合には、前々日の水曜日)にご連絡を頂ければ頂きません。当日キャンセルでご連絡を頂いた場合には、料金の10%、ご連絡が無かった場合には料金の50%を請求させて頂きます。
設備
オトスコープ
顕微鏡
超音波
顕微鏡
入院・ペットホテル
入院・点滴
麻酔
超音波
オトスコープ
オトスコープ
スリットランプ
超音波
犬
狂犬病ワクチン
狂犬病予防法に基づいて、毎年度の接種が義務付けられています。
6種混合ワクチン、8種混合ワクチン
生まれて母子免疫が切れるまでは数回の接種(来院時の週齢で変わります)をしますが、その後は1年毎の接種をお勧めしています。血液から抗体価検査を行い、接種回数を減らすこともあります。
猫
狂犬病ワクチン
ネコでは義務ではありませんが、海外渡航では接種します。
3種混合ワクチン
ほとんどは3種混合ワクチンです。
子猫の時に2回接種し、その後は1年毎の接種をお勧めしますが、ワクチン免疫は長くて3年維持する子もいるようです。血液から抗体価検査をすることも出来ます。
逆にワクチン免疫が付きにくい、弱いケースもあります。ご相談下さい。
各種検査
レントゲン検査
胸腹部撮影では、炎症・外傷・腫瘍などによる異常なガスの有無や、心臓や各臓器の形態異常などを観察します。
また脊椎を評価したり、骨折や脱臼、歯の形態や顎関節の状態を知ることができます。
また目的に応じて造影検査を行う事もあります。
ブラックライト検査
歯の歯石付着の程度をライトを当てて評価します。口臭や腫れ、歯科疾患が疑われる時に行います。
尿検査
各泌尿器疾患、腎臓病、糖尿病、腫瘍疾患などで確定診断また治療の評価を行うために尿検査を行います。検体はカテーテルまたは超音波検査下で膀胱から直接採尿をします。
糞便検査
寄生虫卵を検出したり、ジアルジアや細菌叢の評価をします。また大腸性の腫瘍を疑がわれる時には、塗抹検査で腫瘍細胞の検出をします。膵炎が疑われる例では、脂肪便の確認をします。
耳鏡検査
診察室で行う耳の検査です。外耳道の垂直耳道から水平耳道、鼓膜までの観察で、外部寄生虫(耳ダニなど)、細菌、真菌など耳道内環境の評価を行います。
スリットランプ検査
約16倍に拡大をして目の外観から角膜、前眼房、水晶体まで観察をします。
そのまま涙液検査、角膜染色、BUTまた眼圧検査を行い、眼科疾患の診断を行います。また必要に応じて、散瞳下で眼底検査を行い、視神経や目の奥の血管や網膜の評価をします。
血液検査
血液検査
血液検査では様々な情報が得られます。血液採取量は、最高でも1.0mlあれば院内検査機器を使って、ほとんどの項目をカバーします。
一般検査(完全血球計算)
血液中の細胞数をカウントすることで、貧血や炎症、感染などの有無を調べることが出来ます。 腎臓、脱水の評価をするBUN、血糖値(Glu)、栄養状態、肝・腎機能や免疫の指標となる総蛋白(TP)も含まれます。採血から10分ほどで結果が出ます。
血液化学検査(生化学検査)
一般検査と電解質検査を併せて、臓器・器官系の状態を調べる血液検査で。
採血から15分ほどで結果が出ます
検査依頼名称 Chem(ケム)10 腎臓系に絞った検査項目です
一般検査、電解質検査を 含め総合的に判断します
Chem(ケム)15 肝臓・腎臓を含めた、Chem10をカバーしてさらに広範囲に精査する血液検査項目です
それぞれの項目にオプションで以下の項目が追加できます
・炎症反応の指標になります(犬)
・SAA 炎症反応の指標になります(猫)
・CRP 全身性の炎症を評価します(犬)
・T4 甲状腺疾患の評価をします
・フルクトサミン 糖尿の診断、治療の評価をします
・クレアチニンキナーゼ(Ck)筋肉や心筋、小腸疾患の評価をします
ほか
院内検査キット
proBNP 猫の心筋症の評価をします
猫白血病ウィルス(FeLV)抗原、猫免疫不全症候群ウィルス抗体検査
フィラリア抗原検査
犬血液型検査
猫血液型検査
以上は院内血液検査ですが、外注検査としてアイデックスラボラトリーズに依頼をしChem15に慢性腎不全の初期を評価するSDMAを併せて依頼を行っています。