お食事や病気のこと、ちょっと気になる飼い主様からよくあるご質問についてお答えしております。


専門的なご質問

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Q1 療法食のことで相談なのですが、w/dをおすすめしていただいて、カリカリはw/dでいこうと思うのですが、ウエットのおやつ感覚のものもあげたいと考えています。何かおすすめはありますでしょうか? ロイヤルカナンシリーズでの療法食だとやはりユリナリーs/oがよろしいのでしょうか?

質問者:ブリティシュS.H ・1才・去勢オス・Mちゃん

こんにちは。w/dもユリナリーs/oも基本的には尿のpH(ペーハー)を下げる効果があります。ただ基本的に療法食は100%使うことで効果が最大限に出るということと、どちらかが飽きてしまったらもう一方に切り替えるように考えて頂いた方が今後使って頂く上でも良いかと思います。ですのでおやつはw/dを使って頂いてる時にはw/dで、s/oを使って頂いている時にはs/oをお勧めします。何か別な種類をおやつにというのはお気持ちはわかりますが、尿のpHを低く保つためには同一種のものをお勧めします。

解説

ねこちゃんは尿のpHは通常5.0から7.0の間ですが、お食事の内容、肥満、環境などによってpHが安定しなくなり、結石が出来たり、血尿、頻尿などの症状が出ることがあります。そのpHを安定させるためのお食事が各メーカーからそれぞれドライやパウチで販売されています。当院でお勧めしているものも各種ありますが、基本的には混ぜて使うよりも同一ものを使って頂くことで排尿が安定してストレスも改善します。体重管理もしやすいと思いますのでご参考にしてください。

Q2 自宅で毎月ノミ・マダニ予防薬を投与すること以外に、定期的に予防が必要なものはあるのでしょうか?

質問者:犬・6才・MIX・オス

今回はワンちゃんのお話しですね。ワンちゃんの予防で必要なことは、ワクチンとフィラリア予防、そしてノミ・マダニなどの外部寄生虫の予防があります。

ワクチンには混合ワクチンと狂犬病ワクチンがあります。

混合ワクチンは生まれた年以降は毎年1回接種が必要です。

狂犬病ワクチンは、狂犬病予防法に基づき接種が義務づけられており、毎年、4月から6月は狂犬病予防注射期間となっています。

ノミ・マダニの予防は外気温が13度以上になる3月から10月ごろまで毎月1回予防し、首の後ろに垂らすスポットタイプや飲み薬があります。

またフィラリアは、蚊に刺されてフィラリアの子虫がワンちゃんの身体の中に入って、1、2ヶ月成長したものに予防薬が効きます。そのため平均的に3月ごろより蚊が見られる地域では、フィラリア予防薬は5月から11月末から12月中旬まで(その年の気温により変わります)予防してあげましょう。予防薬はノミ・ダニのお薬とフィラリア予防薬が一緒になったものもあります。

Q3  ドライフードは消化が悪いと聞いたことがありますが、お腹をよく壊すのはそのせいですか?

質問者:猫・3才・オス

A.  ドライフードは缶やパウチの食事と比べて消化が悪いと言うお話しは、飼主様から時々聞きますが、ドライフードが消化が悪いということがネットや専門書でも見たことはありません。ドライフードも胃の中に入ると10分もしないうちにふやけてドロドロになります。よく吐く猫が、消化していないドライフードを毛玉と一緒に吐くことがありますが、これは胃の消化液が毛玉に吸収されてしまうため、ドライフードがふやけていない状態で吐いてしまいます。

ドライフードも様々な目的で栄養成分比率を調整されたものが沢山ありますが、どれも胃の中で形を保ったままになるものはありません。もし気になるようでしたら原因はほかにあるかもしれませんので、いつでもご相談下さい。

Q4  生後5ヶ月令のメス猫を飼っています。猫の避妊手術はどのタイミングでするのが良いですか?

質問者: 猫・メス・生後5ヶ月

避妊手術は生後3ヶ月令以降で、成猫でお年をとっても出来ます。それでもみなさんに、生後5、6ヶ月令で行うことをお勧めするのには2つの理由があります。1つ目は成長期も後半になり体重も2.0kg前後になる頃が、気管チューブも入り易く、麻酔をかける上で体力的にも一番安定していること。2つ目はこの頃ならまだ1回目の発情が来ていませんので、将来的な乳腺腫瘍が出来る可能性を少なく出来ると言われています。オスも発情が来る前のこの時期にすることで発情期のマーキングを予防することが出来ます。

猫の避妊·去勢手術について、わからないことがありましたらいつでもご相談下さい。

Q5  ワンちゃん、ネコちゃんの歯磨きはどのくらいの頻度で行えば良いですか?

質問者: 犬・1才・避妊メス

ワンちゃん、ネコちゃんの歯磨きは毎日行うのが理想です。される方は毎食後にされているみたいですが、これは本当に理想的です。ほとんどの方は、毎日または1日おきという方が多いです。

人の口腔内はpH6.8〜7.0と中性ですがワンちゃん、ネコちゃんの口腔内はアルカリ性のため2、3日で、つまり人の5倍のスピード(参考)で歯垢が歯石に変わってしまいます。このことを覚えて頂いてれば、正解は飼主さまのご家族に無理のない程度で、なるべく多めにということになります。

うちの子は歯ブラシが嫌いですというワンちゃんがどうして嫌いで、どうして当院で歯磨き指導をすると出来るようになる子が多いのかも、いつでもお話しします。歯ブラシの選択、歯ブラシの仕方も、診察のご予約を頂き、担当スタッフからご説明します。なるべく早く始めることをお勧めします。

一般的なご質問

Q1 病院がお休みの日はいつですか?

休診日は木曜日と年末年始となります。

また、臨時休診につきましてはその都度ホームページにてお知らせ致します。

Q2 予約は必要ですか?

ご予約がなくても拝見致しますが、ご予約の方が優先となります。ご予約につきましては公式LINEまたはお電話からお問い合わせ下さい。

Q3  費用が心配ですが、高額になる時は前もって教えていただけるのでしょうか?

診察の前にあらかじめ費用のお話しをするとともに会計時にも料金の明細書をお渡しさせていただいております。

Q4  土曜日、日曜日なども診てもらえるのですか?

土日祝日も診療しております。なお、土日祝日は病院が17時までとなっておりますのでご来院の際はお気をつけ下さい。

Q5  ペットホテルのみの利用は可能ですか?

当院にカルテがない方は、事前に健康診断、ワクチン接種等の確認をさせていただき、カルテを作成してからペットホテルのご予約をお受けしております。

Q6  夜突然犬が具合悪くなった時、どうすれば良いですか? 診ていただけるのでしょうか?

夜間の外来受付は行っておりません。提携の夜間受付病院をご紹介しております。

Q7  処方食や薬だけ欲しい時は、犬(猫)を連れて行かなくても良いですか?

当院にて定期的に診察、検査をさせていただいている方に関しましてはお忙しいようでしたら、お食事、お薬だけご用意してお渡し致します。なお、処方食、お薬を希望される方は事前に公式LINEまたはお電話にてお問い合わせ下さい。

Q8  ペットの健康保険は使えますか?

アニコム、iPetの保険証をお持ちいただけましたら、その場で保険適用でご精算致します。その他ペット保険につきましては、明細書に診断名をし記載し領収印を捺印した書類を発行して対応させていただきます。

Q9  シャンプーやトリミングの予約はできますか?

当院にカルテのある方は、1年以内にワクチン接種(混合ワクチン、狂犬病ワクチン)を受けていて、1ヶ月以内にノミ、マダニの予防(動物用医薬品にく限ります)をしていることがご利用条件になります。

当院にカルテがない場合は必ず獣医師による診察を受けていただいてからとなります。

また、シャンプーやトリミングも完全予約制となっております。

Q10  シャンプーやトリシングをしてもらうのによく年齢制限があると聞くのですが本当ですか?

当サロンでは年齢制限はございません。必ずトリミングやシャンプーをする前に健康状態、また高齢であれば全身を精査をさせて頂いてから行っております。精査後、トリミング、シャンプーが出来ないと判断した場合、トリマー2人で保定をしながら、獣医師と相談しながらなるべく負担をかけないでは行う方向で検討させていただきます。

他院で病気や既往歴等がある場合には、改めて必要な検査をさせて頂き、獣医師の指示のもとで実施致します。

Q11  うさぎを飼っているのですが診ていただけますか?

申し訳ありません。当院は犬猫専門となっております。

Q12  支払いは、クレジットカードも使えますか?

各種クレジットカードをご使用いただけます。また、キャッシュレス決済にも対応しております。