フィラリア予防は4月中旬から

この時期はいろいろ予防が始まります。

その中でフィラリア予防は、ほとんどの方がご存知で最近では、フィラリアを運ぶ蚊自身が少なくなった事と、予防薬がチュウアブルタイプであったり、滴下式(スポットタイプ)など錠剤以外にも選択肢が増えたため、予防される確率がとても高くなりました。

ただ気をつけて頂きたいのは、フィラリア症は今でもとても怖い病気であるということと、郊外や山間部ではまだ普通に存在する病気と言うことです。万が一ワンちゃんがフィラリアの子虫を持った蚊にさされ、予防をしていないと、その子虫は成長して最終的には心臓の中に入るということです。フィラリア1匹の長さはソーメンほどになります。ですから、30年前にはフィラリア症に感染して2、3才で亡くなるワンちゃんは珍しくありませんでした。予防はノミやダニ予防と違い、蚊に運ばれたフィラリアの子虫がワンちゃんの身体の中に入って、1、2ヶ月成長した子虫に予防薬が効いて、子虫を駆除します。そのため、蚊が飛んでいたからすぐに予防薬を始めるのではなくて、少し遅く4月中旬以降に開始して、毎月1回ずつ与えて頂き、寒くなり始めた11月中旬または12月まで予防をします。

フィラリア予防のお問合せは、公式LINEアカウントまたはスタッフまでお問合せ下さい。

時々、夏の暑い7月8月だけ予防薬を与えているという方がいらっしゃいますが、予防薬の特長をご理解頂いて、もう少し前後に長く予防して頂いた方が良いと思います。